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ひとりごと


化学調味料はもう使わない。原点に戻る。昆布と鰹節で出汁(だし)を取る。1年8ヶ月前、妹が大病を発症し人格を失いかけ、その介護で自分の人生をも終わるかもしれないと感じたあの日から、少しでも自分たちの普通の日々を取り戻すための食事改革が始まった。味付けを化学調味料に頼るのをきっぱり辞めた。冷蔵室にひしめきあっていた余計な調味料を全て排除した。冷凍室は食パン、鰹節の保存庫。野菜室は野菜でいっぱいにした。食材の冷凍は確実に辞め、冷蔵保存のみで早く使い切るのと同時に発酵食品を手作りし熟成させることで日持ちさせ更に旨味も増すmethodも考えた。キッチンから添加物をほぼ排除したのである。自分も含め、家族の大事な細胞を守る断捨離に成功した。あれから冷蔵庫の庫内も片付ける事なくどこの部署も汚れず隙間があり風通しが良い。

全てがシンプルになったことで生きてくる出汁。昆布のグルタミン酸、鰹節のイノシン酸の相乗効果による旨味が凝縮。食しても化学調味料使用の出汁とは全く違い飽きがこない。

日々、この黄金色の一番出汁で味噌汁を作る。出汁の熱いうちに少量の粗塩を入れ溶かして薄味をつけておくと味噌の量を軽減でき節約にもつながる。残った出汁は翌日までには使い切るが味噌汁だけではなく使い道は色々あってそれも楽しい。食事改革の末、妹の細胞レベルは確実に上昇し、自分たちは普通の日々を取り戻すことができた。何を食べて生きていくのか。この重要性が未病のうちに認識できれば何時も発病を防ぐことが可能なのではないだろうか。

Just Right Cookingはあなた様のニーズにお答えする料理教室です。

主宰 兼平由美子


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